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執筆者の写真東川明広

冬場の内窓実験データ





すみません…

シロアリのことを

書く予定でしたが

窓リノベについて

書きたいと思います。


最近のお問合せで

窓リノベが多いため

少しでも役に立てればと思い、

情報の発信を

したいと思います。


昨日、YKKさんのセミナーで

前先生が内窓の実験データの

ご紹介をしておりました。


集合住宅の最上階

(写真を見ると4階くらいだと思います)


電気ヒーターを7時から24時まで間、

室温が20℃になるように運転し

内窓Low-e複層ガラスがあるなしで

ヒーターが切れた朝方5時に

内窓の部屋は14.8℃

内窓無しの部屋は12.6℃

明け方の暖房なしの部屋で

2度以上の性能差あるそうです。


消費電力も差が出ます。

内窓がないと(暖房負荷が大きくなる)

室温を20℃にするためのエネルギーが

大きくなります。


1日平均6.13/Kwhの削減

現在の電気料金の単価が

東京だと約40円/Kwh

1日245円×30日で約7.300円


長崎だとだいたい約31円/Kwh

くらいだと思います。


1日190円×30日で約5.700円の

節約効果が発生します。


もちろん住宅の性能や

暖房器具の使い方で

条件は変わってきますが

確実に効果があることを

実験にて証明されてます。

また、計算結果と類似している

とのことで、さすがだなと…


ちなみに前先生のことも以前

ブログで書いたので

良かったら再度


私もお客様の家で内窓の実験を

少しだけさせてもらいましたが

データとして期間が短かったり

など、色んな理由があり

確信が持てませんでしたが

前先生の実験データと

実際に調査した内容と

似たような結果でしたので

私は前先生の結果は

本当に信じていいと思います。


もう一つ、お伝えしたいことが

あります。


特にご年配の方に多い意見

なのですが、

内窓や外窓交換(カバー工法)

によって掃出し窓などの

床に段差が出来るため

窓改修をあきらめたり、

ガラス交換などに

対応を変える方が

多くいらっしゃいます。


しかしガラス交換だと

枠のアルミはそのままで

熱伝導率は樹脂の1000倍以上。


できるだけアルミの部分の

熱損失を無くした改修を

してもらいたいと

思っています。


段差による転倒、

つまずきリスクや

ケガも重要ですが

冬場の寒さによって

健康寿命を短くするのも

リスクがあります。


段差はへの字などの部材を

使用することで

一部緩和が出来ます。


ガラス交換だと

費用が高い割には

補助額が少なく、

お客様の負担が大きくなります。


健康でいるために

窓の寒さを軽減すること。

次に床や天井の気流止め

断熱改修を強く

おすすめしたいです。


高性能な家づくりを楽しくまじめに研究する!

ハウス工房ふくだ 東川 明広


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